JPRS/DNSサーバの引越しについて、ここに記述してください。
DNS浸透問題がJPRSで取り上げられた。(2011年6月)
DNSサーバの引越しがまともに取り上げられたのは初めてだと思う。 最近まで、問題が存在することすら、認識されていなかったらしい。
- DNSをどう設定すればいいかは理解しているが、移転は理解していない人向けにかかれたものらしい。
DNSサーバーの引っ越し ~トラブル発生を未然に防ぐ手順とポイント~ サービスプロバイダーの変更などの際に必要となる、いわゆる「DNSサーバーの引っ越し」につ いて、作業時のトラブル発生を未然に防ぐ、本来あるべき手順とポイントを解説します。
[本来あるべき手順]というのが曲者です。まもれるとは限らないからです。
四つに分けて簡単に説明されている。
手順 1:引っ越し先の権威 DNS サーバーの構築
引越し前にサーバを設定しておき、テストまでできるような人で、このドキュメントを必要とする人が何人いるか。
- 引越し前にどうやってDNSサーバを設定してテストするかの解説も必要なひとが多いだろう。
手順 2:引っ越し元の権威 DNS サーバーのゾーンデータの切り替え 引っ越し元の権威 DNS サーバーのゾーンデータを、NS の指定やグルーレコードの指定なども含め、 まるごと新しいゾーンデータに切り替えます(図3)。
最大の問題はここだ。
- 引越し元のDNSサーバの設定(特にNSレコード設定)が自由になるならいいが、自由にならないところもある。
手順 3:親に登録した委任情報の切り替え
手順 4:双方の権威 DNS サーバーを並行運用
こうやれればうまく引越しできるというひとつの方法が提示されている。
- いつでもこうやれれば、浸透問題は発生しないが、難しいかも。
手順2が実行できるとはかぎらないプロバイダがあることを認識して、レジストリとしてのアクションをとって欲しい。
DNSSEC対応では、もっと複雑になることが分かっているものだから、手がつけられないのだろう。
-- ToshinoriMaeno 2011-07-10 02:29:55