1. DNSをあえてdisってみる
多少の自覚はあるようだが、つっこみが不十分だ。-- ToshinoriMaeno 2016-02-05 00:40:38 http://www.slideshare.net/OrangeMorishita/20111029-part1dnsdis
- 「DNSとBINDに囲い込まれたひとの見方」 「宿命」が多すぎる
いや、権力にむらがる人々という表現の方が適切かも。
10. 構造上の宿命(1)
- 上位の権威DNSサーバーほど負荷が集中する
- 上位のDNSサービスが停⽌した場合、下位のす べてのゾーンが利⽤できなくなる
- – ルートサーバーやTLDのサーバーが落ちると⼤変
- ルートサーバーのIPアドレスはおいそれとは変 えられない
- – インターネット上のすべてのキャッシュDNSサー バーが持っている表(ヒント)に影響を及ぼす
17. 「上位の権威DNSサーバーへの委任情報の登録が必要」への対策
- DNSが⽣まれ持った、避けられない宿命
- 下位ゾーンの委任情報を受け付け、⾃分の 管理する権威DNSサーバーへの登録
- ・公開 を⾏う主体を、それぞれの階層ごとに導⼊ する必要がある
- – DNSプロトコルの外で実装する必要がある
- ・公開 を⾏う主体を、それぞれの階層ごとに導⼊ する必要がある
- その役割を担当する組織を「レジストリ」 と呼ぶ – つまり、レジストリが各階層ごとに必ず必要
20. 過去のしがらみ
- 最初のDNSが誕⽣したのは1983年 – RFC 882/883
- 現在のDNSが誕⽣したのは1987年 – RFC 1034/1035
- 既に20年以上が経過 – さまざまな「過去のしがらみ」が存在する
存在するというよりも、しがみついているのがレジストリやISCだ。
今⽇取り上げる項⽬ • 委任先(NS)を名前で指定している • データをプッシュするしくみがない • データを取り消すしくみがない • キャッシュの有効期限を絶対時刻で指定できない • ユーザーがキャッシュを制御するしくみがない • 主な通信プロトコルがUDPである • 「512の壁」が存在する • IDが16ビットしかない • 応答の正当性を検証するためのしくみがなかった
問題が混在している。整理出来ていないのだろう。
- すでに解決している話もある。(2016年)
ここで取り上げられていない話題もある。(CNAME, wildcard, 運用)
このあたりでも、相当な嘘(あるいは思いこみ)がある。
グルーレコード: 間違った用語
間違い用語を重ねている。
30. Sibling Glue• NSの設定内容が互いに依存し合っている – 例: example.jp. IN NS ns1.example.com. example.com. IN NS ns1.example.jp. • これは「sibling glue」と呼ばれ、 example.jpとexample.comの双⽅のゾー ンとも 名前解決ができなくなるので注意 が必要 • 3つ以上の依存関係もありうる