1. DNS/RFC/8499
DNS RFC で使われている用語についての解説
https://tools.ietf.org/html/rfc8499
https://jprs.jp/tech/material/rfc/RFC8499-ja.txt
DNS関連用語がさまざまなので、使われ方をまとめてみたという感じです。
- 日本語だけでなく、英語もばらばらなのは、DNSの基本が整理されていないことを示している。
そこに新たに加わった別の解釈と考えることも可能だ。(諸氏百家の時代?)
それよりも、リゾルバー(実装)を標準化する話が緊急の課題ではないか。
Contents
1.1. ただの引用にすぎない
https://tex2e.github.io/rfc-translater/html/rfc8499.html
Lame delegation: "A lame delegations exists [sic] when a nameserver is delegated responsibility for providing nameservice for a zone (via NS records) but is not performing nameservice for that zone (usually because it is not set up as a primary or secondary for the zone)."
- (Quoted from [RFC1912], Section 2.8)
Another definition is that a lame delegation "...happens when a name server is listed in the NS records for some domain and in fact it is not a server for that domain. Queries are thus sent to the wrong servers, who don't know nothing [sic] (at least not as expected) about the queried domain. Furthermore, sometimes these hosts (if they exist!) don't even run name servers."
(Quoted from [RFC1713], Section 2.3)
1.2. history
ラメ委任:「ネームサーバーが(NSレコードを介して)ゾーンにネームサービスを提供する責任を委任されているが、そのゾーンに対してネームサービスを実行していない場合(通常は、プライマリまたはセカンダリとして設定されていないため、不完全な委任が存在します。ゾーン)。" ([RFC1912]、セクション2.8から引用)別の定義は、不完全な委任は「ネームサーバーが一部のドメインのNSレコードにリストされ、実際にはそのドメインのサーバーではない場合に発生します。したがって、クエリは照会されたドメインについて(少なくとも期待どおりに)何も知らない間違ったサーバーに送信されます。さらに、これらのホスト(存在する場合)がネームサーバーを実行しないこともあります。 ([RFC1713]、セクション2.3から引用)