## page was renamed from DNS/管理/移転/さくら ## page was renamed from DNS/ドメインの管理/移転/さくら ## page was renamed from DNS/ドメイン移転/さくら = DNS/ドメイン移転/さくら = <> [[/転出名]] ---- <> 汎用JPの移転 http://www.sakura.ne.jp/domain/administration/jp.html  JPRSだと[[../../汎用JP移転]]の場合、有効期限は引き継がれ、移転費用も発生しないが、 さくらは常に費用がかかるとある。  指定事業者の変更は2100円である。(変更できなかった場合にもかかる) 以下の記事は見直しが必要であるが、今は記録のためにそのままにしておく。 -- ToshinoriMaeno <> ----- == dot com の移転 == 以下はyatz82さんのfacebookの記事から転載しました。  https://www.facebook.com/note.php?note_id=216682271720075 整形は前野の責任において行いました。 転載を許可してくださったyatz82さんに感謝します。 -- ToshinoriMaeno <> 続編へのリンク: https://www.facebook.com/note.php?note_id=224949630893339 さくらでのDNS設定でなにができるのか、経験が書かれています。 -- ToshinoriMaeno <> 以下の記事は".com"ドメインのレジストラを変更するときの経験に基づいています。 ------ さくらのレンタルサーバ+ドメインに(から)移転(転入・転出)するときの注意点 作成: 八つのブログ的ななにか 日時: 2011年9月7日 3:16 == 【用語の定義】 == 移管=ドメインを管理するレジストラ(JPの場合は指定事業者と呼ぶ)を変更すること 移転=あるネームサーバで管理されているドメインを、別のネームサーバで管理するように変更すること とする。 == ●さくらに移転(転入)するとき == 「さくらのレンタルサーバ」で提供されるネームサーバ(ns*.dns.ne.jp)は、 デフォルトではさくらのレンタルサーバにアクセスするのに必要なだけのゾーン情報しか入っていない。 その内容を変更・削除するためには、さくらの管理画面から該当ドメインの「ゾーン設定」に進まなければならないが、 そのドメインが「さくらのドメイン」で管理されていない移管前の状態だと、ゾーン設定に進むためのボタンがグレーアウトしており、選択することができない。 よって、他社ネームサーバで管理されているドメインをさくらのネームサーバ管理下に移転するときは、 {{{ ドメイン管理をさくらに移管(ネームサーバは他社に向いている状態) ↓ さくらのネームサーバにゾーン設定 ↓ 移転元となる他社ネームサーバでゾーン情報を変更(さくらのネームサーバと同一にする) ↓ さくらでWhois変更(ネームサーバを情報変更し、さくら側に向ける) }}} という手続きになる。 ※実際にはWEBサーバやメールサーバなどの手続きも平行するかも知れないが、ここではネームサーバに限定する。 この場合に注意すべきことは、WEBホスティング事業者などで、 {{{ 移管の手続きを進めるにあたってサービス解約の申告が必要な場合があることだ。 }}} そのような事業者がネームサーバの移転元となる場合、 移管手続きの初期の段階でサービス解約予定日が決まることになるため、 それまでにWhois変更までを終わらせなくてはならない。 (予定日なので変更することは可能だと思うが。) == ●さくらから移転(転出)するとき == 一方、さくらのネームサーバ管理下のドメインを他社のネームサーバ管理下に移転するときはどうなるだろうか。 同じように移管を先行させてしまうと、 それが完了した瞬間からさくらネームサーバの内容が変更・削除できなくなることになる(未確認だが可能性は高い)。 もしそうだとすると、いわゆる”浸透問題”の発生に繋がる、古い情報を吐き続けるネームサーバが出来上がることになる。 この発生率は、けして低くないだろう。 もちろん、仮にそうなったとしても、さくらのサポートに依頼すればおそらく消してもらえるとは思う。 しかし大多数の利用者は、ネームサーバ移転時のごたごたを乗り越えてしまえば、 そこまでしようと思わないんじゃないか。これはあまり良い状況とは思えない。 ぜひ利用者も気にかけて欲しい。 さくらからの移転の場合にこのような状態の発生を防ぐためには、 移管前にさくらのネームサーバの情報が消せるような手順を組み立てなくてはならない。 たとえば、 {{{ 移転先となるネームサーバでゾーン情報を登録 ↓ さくらのネームサーバでゾーン情報を変更(移転先ネームサーバと同一にする) ↓ さくらでWhois変更(移転先ネームサーバに向ける) ↓ さくらのネームサーバからゾーン削除 ↓ 移管 }}} などが考えられる。 しかし、これは実行するのはなかなか厳しい。 「ドメイン管理サービスの申込=移管申請開始トリガ」になる事業者は少なくない。 そういった場合に利用者側が故意に移管手続きを「保留」させておかなくてはならなくなるが、 めったに行わない移管手続きでそんな器用なことができるか? いや、難しいだろう。そうすると、さくらのネームサーバにレコード遺産が残るのはほとんど必然ということになる。 == それは利用者側の責任だろうか? == 同種のサービスであるRoute53やバリュードメインでは、 ネームサーバからレコードを消すのは利用者に委ねられているようだ。 逆に言えば利用者が消さなければずっとネームサーバに情報が残り続けるということでもある。 それ自体の是非はおいておくとして、せめて利用者自身の操作により消せる、 ぐらいは自由にできてもいいんじゃないかと思うのだが。 ただ、利用者側ももっと古いサーバの情報を消すことを重要視すべきだ。 インターネットを利用している人なら、まして独自ドメイン利用者ともなれば、 ドメイン・DNSの重要性は改めて説明するまでもないだろう。 そのDNSを混乱させるようなインターネットごみは残すべきじゃない。 ネットに限らず、快適に利用できる環境を維持するための一番の方法は、 利用者一人一人の心がけであり、マナーだから。