1. DNS/ゾーン/移転手順
DNS(ゾーン)サーバー移行中も(Webサーバ)利用者には不便な思いをさせることなく、 移転する方法を考えます。
新しいゾーンサーバを上位のゾーンサーバに登録するだけで十分です。 非協力的運用者からも簡単に抜け出すことができます。
あまりに単純なので、信じられないひともいるでしょう。 -- ToshinoriMaeno 2014-11-01 07:02:03
- Ghost Domain Names 脆弱性によって、キャッシュサーバの欠陥が明らかになりました。 NSサーバ移転時に変更が「浸透しない」などと言われている理由は不良だと判明しています。
2. 課題
いまも残る問題はレジストラがNSレコードのTTL短縮手段を提供していないことです。
- そのために委譲レコードのTTL(JPであれば1日)期間は旧サーバへのアクセスがあると 考えるべきです。
以下の元の内容は古いので、削除を考慮しています。
3. 協力的な運用者間でのDNS移転
最大限の/協力的ケース
- ゾーン転送を使って、同期させます。
4. 非協力的な運用者間でのDNS移転
いくら非協力的だとしても、以下のことは必要になります。
- 当該ゾーンデータの削除、つまりDNSサーバとしての動作停止です。
- これは新規サーバの運用を妨げないための最低条件となります。
これすらできないのであれば、非協力というよりも営業妨害だと言われても仕方ないでしょう。
- BINDでrestartに時間がかかるから、というのは非協力的になる理由にはならない。(工夫すべき。)
- あとからの言い訳らしい。
非協力的になる理由に「レンタルサーバ会社の経営事情」をあげるのは詐欺ですと言っているようなものだ。
- そのことすら理解できないのが、DNS業界なのか。
上記の二つの間には協力の程度によって、いろいろの方法が考えられますが、今後の検討課題です。
- 例えば、NSレコードなどを修正して、新しいサーバに向ける。(上位サーバに合わせるのでよい)
5. なぜ運用者は協力しないのか
DNSホスティングサービスが標準化されていないらしい。
- 各社ばらばらの運用をしているらしい。まるで、移転を妨害するかのようだ。DNSSEC導入時の妨げにもなる。
6. なぜバラバラの運用なのか
DNSサービスは他のサービスのおまけか。 囲い込みの手段なのか。
7. 囲い込み
かつてのメインフレームの時代を思わせる。
- ソフトウェアはハードウェアのおまけであった。有償化という話もあったが、表面的なものだった。
ハードウェアベンダは客を囲い込み、ベンダを移るのは妨害した。
- たしかに、協調なんてなかった。
オープンソースも関係あるかも。
無料は価値がないのとは違う。
-- ToshinoriMaeno 2011-04-10 01:14:31
-- ToshinoriMaeno 2011-04-04 14:55:45