## page was renamed from DNS/ゾーン/移転手順/協力的ケース ## page was renamed from DNS/ゾーンサーバ/移転手順/協力的ケース ## page was renamed from DNS/移転手順/協力的ケース DNS/移転手順/協力的ケース について、ここに記述してください。 DNSサーバー移行中もユーザに不便な思いをさせることなく、移転できる方法を考えます。  協力的な運用者間でのDNS移転だけを考えます。 == 協力的な運用者間でのDNS移転 == 運用の手間を軽減する方法を考えてみました。 DNS slave server を使う案です。 移転元をA, 移転先をB, 移転対象のドメインをDとします。 * 移転前 : DはA(だけ)でサービスされている。 * 移転後 : DはB(だけ)でサービスされている。 == 移転作業 == 1. A はmaster, B はslaveの設定をする。 [B は A から D を zone 転送する] 2. 上位サーバにAとBを登録する。  DはAとBでサービスされている。 A が master, B はslave 3. masterとslaveの役割を交代させる。 DはAとBでサービスされている。   Bが master, A はslave; A は B から D を zone 転送する。 4. 上位サーバから A を抹消する。 5. 後始末をする。 == DNSSEC == DNSSECだと、鍵の二重署名という仕事があるので、ずっと複雑になります。 -- ToshinoriMaeno <> == コメント == === Kano さんから === zone転送という手段が必要か僕にはよくわかりません。うちの場合 zone転送は使ってませんし。 あと、master/slave の設定変更に外部DNSプロバイダのサーバーを含めるのはかなり抵抗があるかもしれません。 SOAのパラメータのポリシーもプロバイダによって違うと思います。 ある程度設定をシステム化している場合には、master/slaveを切り替えるのはシステム変更も大きくなるように思います。 ---- これらはいずれも非協力的な運用となる理由ですね。  こういう理由を知りたかった。どこまで歩み寄れるか、考えるべきときです。(単なるDNS移転の話です。) 完全に非協力的では移転できないことになるので、そういう業者はあきらかになれば排除されるでしょう。  どの程度の協力があれば、客も満足しつつ、費用も抑えられるかを業界は考えるべきです。 -- ToshinoriMaeno <> == 非協力的運用者間の移転 == どの程度の非協力かにもよるので、まずはまったく協力しないケースを[[../妨害的運用者]]と呼ぶことにします。