レンタルサーバー/転居手順/移転のイメージについて、ここに記述してください。
Contents
webとDNSを同時に移転してはいけない。
1. web サーバーの移転
<<DNS>> webサーバー名 A レコード ---> 移転前のwebサーバーアドレス || || V webサーバー名 A レコード ---> 移転後のwebサーバーアドレス
単一のAレコードの変更だけであること。キャッシュに残る時間TTLの上限は管理者が短く設定可能である。
- これらの理由から、切り替えのための時間はごく短くてすむ。
2. DNS サーバーの移転
時間がかかるものと覚悟せよ。
2.1. 移転前
<<委譲元のDNS>> ドメインのNSレコードとglue ---> 移転前のDNSサーバー <<移転前ドメインのDNSサーバー>> ドメインのNSレコードとglue ---> 移転前のDNSサーバー ---- <<移転後ドメインの新DNSサーバー>> (事前に設定しておく。まだ使われない) ドメインのNSレコードとglue ---> 移転後のDNSサーバー
2.2. 移転後
<<委譲元のDNS>> ドメインのNSレコードとglue ---> 移転後のDNSサーバー (これが重要)
<<移転後ドメインの新DNSサーバー>> (事前に設定ずみ) ドメインのNSレコードとglue ---> 移転後のDNSサーバー ---- <<移転前ドメインのDNSサーバー>> ドメインのNSレコードとglue ---> 移転前のDNSサーバー または ドメインのNSレコードとglue ---> 移転後のDNSサーバー
切り替え時間に影響があるのは、委譲元のNSレコードとglueであり、
これらのTTLはドメイン権利者は変更することはできないのが現状である。(1日とか2日に固定)
移転前のDNSサーバーの設定は関係しないように見えるが、キャッシュにレコードが残っている期間がある。
- 二種類のNSレコードがあることがわかるだろうか。
DNSサーバーの名前を変えずにglueだけを変更することもあるだろう。
さらにGhostの問題がある。
3. 分けて作業すること
同一の業者のサービスを使うにしても、DNS情報の変更は分けて行うこと。
webサーバーの移転とDNSサーバーの移転(DNSでの変更)は分けて行うこと